四神相応は、大地の四方の方角を司る「四神」にふさわしい土地のことをいう。
→官位・福祿・無病・長寿を合わせ持つ土地で、日本の平安京の地勢はこれにあたるという。四地相応ともいう。
- 玄武ー丘陵・高地ー北(後)
- 青龍ー流水・河川ー東(左/玄武の位置から見て)
- 白虎ー大道・街道ー西(右)
- 朱雀ー平野・池や湖ー南(前)
平安京
龍:祖山=皆子山、主山=貴船山、入首=向山 etc.(楽山;神山、鬼山:船岡山)
穴:太極殿
砂:青龍=~比叡山~大文字山~、白虎=~愛宕山~西山~
水:鴨川、桂川、(巨椋池)、 案山=男山、朝山=甘南備山

※山間部の環境下においては、家の周辺の山や木々、丘や川、湖などが対象となる。
- 玄武→家の後方にある山や丘
- 青龍/白虎→左右に小さな山や丘
- 朱雀→前面に小さな山や丘、川、湖
※都市環境においては、隣接する建物や建造物が主たる対象となる。
- 玄武ー建物の背面ー中心の建物よりも大きい方が吉
建物がないとか小さすぎる、反対に圧迫感があるような建物だと、煞氣となる - 青龍ー建物の右側ー中心となる建物よりも少し大きめ、または同じくらいの高さが吉
- 朱雀ー建物の正面ー開放的な空間、やや低い土地、同じくらいの高さかやや低い建物
水や公園があると良い、ゴミ捨て場等は大凶 - 白虎ー建物の左側ー中心となる建物よりも少し小さめ、または同じくらいの高さが吉

四神相応の例
スティーブ・ジョブズが創業したアップル本社(以前)
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