日本で大人気の「鬼滅の刃」ですが、
台湾でも大変な人気になっています。
何故こんなに人気があるのだろう?
と気になり、私も見てみました。
(世の中を知っておくことは必須です)
マンガ本(まだ途中です)、アニメ(全26話)、映画(無限列車)
と一通り見ました。
映画は、もう涙腺崩壊で恥ずかしかったです・・・
さて、内容はと言えば、ご存じの方がほとんどかとは思いますが、
ヒーローが悪者ををやっつける、
という、いたってシンプルなんですが、
これって、不変のテーマなんですよね・・・
桃太郎さんが犬やサルを連れて鬼退治したのとまったく同じ。
桃太郎が炭次郎で
犬やサルが善逸と伊之助、
鬼は、そのまま鬼!
あるいは、日本人で見たことがない人はいないであろう水戸黄門。
炭次郎が水戸黄門で
善逸・伊之助がカクさん・スケさん、
鬼が悪徳代官
結末はわかっているのに、なぜか見てしまう・・・
誰もが好きなんですよね、
「悪者をやっつけるヒーローもの」・・・
でもって、悪者退治が困難であればあるほど、
感情移入ができます。
特に今の世の中が、コロナでおかしくなっていることもあって、
コロナと不気味な鬼が、重なって、
余計に受けているんだと思います。
多くの人の心の中に、
どこからかヒーローが現れてコロナをやっつけて欲しい、
って、あると思うんですよね・・・
しかし、「鬼滅」、
コロナはやっつけられないけれど、
鬼滅の経済効果、スゴイですよね~
映画の興行収入だけで、すでに200億円を超えています。
さらにそれに伴うキャラ使用などを考えると数千億だそうです。
コロナ不景気な今、
鬼滅はコロナの救世主、と言えますよね。
実際に日本、寒くなってきたこともあって、
コロナがまた勢力を奮い始めました。
この勢いだと、また、アチコチで規制をしないわけにいかず、
多方面に悪影響が出るでしょうね・・・
特に旅行業や店舗営業の方は、厳しくなりそうです。
こういう時代は、何としても、自分で稼ぐ力を身につけないと
ヤバいです。
コロナのせいで、お客様が来ないとか、
出勤日数を減らされたとか
会社を首になるかもしれないとか、
こういうのって、自分以外の「世の中の状況」のせいで、
自分の生活が脅かされるわけですよね。
あるいは、DVの夫と生活費のために離婚できない、
なんていうのもそうですが、
こういうのって、キツいですよね。
「鬼滅の刃」の中に、富岡義勇が、主人公の炭次郎に
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」
と言うセリフが出てきます。
まさにそうだと思います。
自分自身に稼ぐ力がないと、
『自分より立場の強い人』
に生殺与奪の権を握られることになってしまいます。
今の時代は、経済的自由を得ていることが、
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」 となります。
こういう時代だからこそ、自分で稼ぐ力を身につけないと、
やはりヤバイわけです。
もし、あなたが一生困らないだけの貯金がある人は別として、
それ以外の人は、この機会にしっかり考えてみてくださいね。
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」
ですよ!