ニーハオ!龍羽ワタナベです。
台湾在住で、現地では東洋占術師や経営コンサルタントを、日本では占い学校の主催や占い師ビジネスのコンサルティングをしています。
詳しい経歴を知りたい方はこちらから→龍羽ワタナベとは
さて、この記事は、易に興味がある!易を学んでみたい!という方に向けて書いています。
ワタシはいくつかの占術を使って占いをしますが、そのなかでも易は非常に使いやすい占術だと思っています。ですから常々、易のパワー、易をマスターするメリット等、皆さんに易のことをもっと知ってもらいたい、易の魅力をお伝えしたいと思っているのです。
この記事にたどり着いたのもなにかのご縁😊
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
これから易講座を受講する予定の方は、記事を読んで予習をすると、講座を最大限楽しめますよ!
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◆占いと易の基本を学びましょう◆
まずは、占い全体の基礎からお話ししますね。
占いにはさまざまな種類がありますが、大きくは「命術」「卜術」「相術」の3つに分類されます。
このうち、易(えき)は「卜術(ぼくじゅつ)」にあたる占術で、道具を使い、偶然に現れた結果を読み解くことで、出来事の吉凶や物事の流れ、近い未来の展開を占います。
占いが好きな人に馴染みのあるタロットカードも、この「卜術」ですね。
(ちなみに、「命術」は四柱推命や西洋占星術など、生年月日などの生まれ持った情報からその人の運命や性質を読み解く占い。「相術」は手相や人相、風水など、目に見える形や外見を通じて判断する占いです。)
卜術については、「偶然に出た結果で占うなんて、本当に当たるのだろうか?」と感じる方もいるかもしれませんね。ですが、その精度は驚くほど高く、長い歴史と実績がそれを証明しています。
そもそも易は、占いであると同時に、深い哲学でもあります。
正式には「易経(えききょう)」と呼ばれ、3000年以上前の古代中国で生まれた思想体系です。
儒教の経典「四書五経」のうちの一つであり、東洋思想の根幹をなす学問でもあります。
易経は、宇宙や自然、人生のすべての出来事を「陰」と「陽」の変化によって説明しようとするもので、世界観や価値観の形成にも大きな影響を与えてきました。
その内容は、哲学・政治・経済・教育・医学など多岐にわたり応用され、古代では「帝王学」として国を治める者の学びの一つとされてきました。
また、20世紀の西洋においても、精神世界に影響を与えた哲学者ジョセフ・マーフィーや、心理学者カール・ユングが易に深い関心を寄せていたことで知られています。
彼らの研究や紹介を通じて、西洋にもその価値が広まり、今では世界各地で多くの人々に親しまれているのです。
こうした歴史をふまえれば、易が単なる「当たる・当たらない」の占いではなく、人生を深く見つめるための指針であることが見えてくるでしょう。
そして何より、易の魅力はその的中率の高さにあります。
古代においては、戦争の戦略や国政の判断にまで活用されていた記録が残っています。
もし信頼されていなかったとしたら、これほど長く受け継がれてくることはなかったはずです。
長い年月を経てもなお、易は人々の生き方を導く知恵として、今も多くの場面で活用されています。
易を使えるようになれば、人生の大切なヒントをもたらしてくれるはずです。
ぜひ一度、その奥深さに触れてみてください。
【易占をオススメする3つの理由】
続いて、数ある占いの中で、なぜ「易占(えきせん)」が特におすすめなのか。
その理由を3つに分けてご紹介しますね。
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① 短期間で習得しやすい
世の中にある占術は「命術・卜術・相術」の3つに分類される、ということは上述したとおりです。この中で、易が属する「卜術」は、感覚的に占えるため比較的短期間で習得しやすいことで知られています。
もちろん、深く極めようとすれば奥はとても深いのですが、基礎をしっかり身につけ、ポイントを押さえれば、およそ3か月ほどで実践的な占いができるようになるでしょう。
何千年もの歴史をもち、多くの人に信頼されてきた易占が、短期間で学べるというのは、大きな魅力ですね。
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② 日本人にとって理解しやすい
易は、もともと中国の古典をベースとした学問で、論理的かつ体系的に構成された占術です。
そのため、はじめて占いを学ぶ方にも非常にわかりやすい構造になっています。
さらに、日本人にとってなじみ深い「漢字」で構成されているという点も大きな利点。
易の占断結果である「卦(け)」にはそれぞれ名前がついており、多くの場合、その漢字を見るだけである程度の意味を直感的に捉えることができます。
たとえば、「益・泰」や「否・困」などの漢字を見れば、良い意味か悪い意味か、どんなイメージかは自然と想像がつきますよね。
このように、感覚的に入りやすく、学びやすいのが易の特徴です。
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③ 日常に取り入れやすい
易は、「近い未来」に起こることを占うのにとても適しています。
たとえば、「今日1日をどう過ごすべきか」「今週、注意すべきことは?」「この先1~3か月の見通しは?」といった日常の選択に役立てることができます。
ちょっとした迷いや判断に対して手軽に占えるというのは、実は大きなメリットです。
なぜなら、小さな吉を積み重ねていくことが、やがて大きな運を引き寄せる力になるから。
だからこそ、生活の中に易を取り入れてほしいのです。
講座のなかでは、実際に易の占い方を学びつつ具体的な日々の活用法にも触れていきます。
「本当にそんなにすぐ占えるの?」と不安に思われるかもしれませんが、安心してください!
2時間ほどの講座で練習するだけで、身近な出来事であれば問題なく占えるようになります。
毎日小さなことを占っていくうちに勘所がわかってきて、いつのまにか大きなことも自信をもって占えるようになりますよ〜^^
ぜひ、易を楽しんでくださいね。