ビジネスで「占い」を使っている人たちは、
どのように活用なさっているかについて
お伝えしようと思います。

■四柱推命や紫微斗数、占星術など■

これらの占いでは、
その人が生まれた時から持っている才能や性分、
そしてバイオリズムを見ることができます。

ですから、経営者本人の
毎年ごとにその年はどんな年回りか、とかバイオリズムを知ることで、
事業計画を立てる際の参考になります。

攻め時か守りに入る時か、とか
拡大する時か縮小する時か、

つまりは
運気が強い時はイケイケで行けば行っただけ、
波に乗れてうまくいきます。

反対に、
運気停滞期に無理をしてしまうと、
必ずどこかでひずみが出て、おかしなことになります。

ですから、強気で攻める時と
ちょっと休憩しながら地固めに専念する時、
を見定めるべきなのです。

皆さんも、今までの人生を振り返ってみれば、
やることなすことすべて上手くいった順調な時期と、
何をやっても上手くいかない、という蟻地獄のような時期を
経験したことはあるのではないでしょうか?

誰の人生にも浮き沈み、波があるのです。

それを把握したうえで、事業計画を立て進めていくのが、
経営者として長年やっていく上での、
賢明な経営手法のひとつです。

ところで、このバイオリズムですが、
勘のいい人は無意識に自分自身でわかる、
ということもあるのですが、

一般人は占い師にみてもらい、アドバイスを貰う方が
ビジネスにはプラスになるものです。

多くの経営者が、一年の事業計画を立てる年末か年始になると、
自分のバイオリズムを確認がてら
占い師を訪ねるのは、そういうわけですね~

そしてまた、占いはスタッフの配置などにもよく使われます。

例えば、新人が何人かいて
それぞれを営業と経理と企画に配置するとします。

新人なので、まだ未知数なわけです。

その時にそれぞれの生年月日をみることで
ある程度の才能や性分がわかりますので、
それらを参考資料の一つとすればいいわけです。

あるいは、プロジェクトのチームを作る時にも、
役に立ちます。

チームメンバーをわざと違うタイプの人間を集めて
尖がらせるとか、個性的にするのとか、

あるいは、まとまりを重要視するか、

などなど、プロジェクトの内容に沿って、
チームつくりに使えるのです。

また、経営者から受ける相談で、「後継者選び」というのがあります。

昔でしたら、後継者は長男、
と思う経営者がほとんどでした。

長男もそのつもりでいたものです。

ところが、今はそうでもないんですね・・・

後継者選びについては、中国の昔の占いの文献にもよく出てきます。
昔の人も、どの子が後継者にふさわしいかで、
だいぶ悩んだんでしょうね~

経営者の器がない子に、長男だから、という理由だけで
跡継ぎにしてしまったら、
本人も、そこの会社のスタッフも
みんな不幸ですからね・・・
(それでおかしくなった会社は数しれず…)

というわけで、四柱推命などの「命」と言われる占いは、
自分やスタッフの才能や性分、そしてバイオリズムを
見ることができることを覚えておいて、

経営や人生に活用していただければ、と思います。