火風鼎(かふうてい)
鼎。元吉。亨。
(ていはげんきち。とおる。)
カードのストーリー
「鼎」というのは、煮炊きする三本足の器の事で、特にこの器は、古代中国の聖王が祭祀の際に用いた神聖な神器を表します。日本語では「鼎の軽重を問う」という言葉で、よく登場します。三本足は物事の安定している状態、器は作る・養う、ということから、皆で支え合う協力体制の元で、新しいものを作り出していく、という盛運の卦です。また、古い慣習を改め、新規のものを取り入れることや飲食や料理などに吉があります。
総合運
徐々に盛運に向かい、安定しています。しかし、事を行うにあたっては、一人で頑張ろうとせず、人の意見をよく聞き、協力し合うことです。特に三人で支え合うと、バランスが良く上手くいくでしょう。また、他人に対しても惜しまずに協力をしてあげる事も重要です。また、内部の体質改善や変革、世代交代を必要としていることも考えられます。思い切って、それまでの体制や考え方を一新させる時期に来ているようです。